JBE English ブログ 1

1. 日本語に誇りを持って:
2. EdTechの英語
3. Learn something through English

    


1.日本語に誇りを持って:

日本人が英語学習に投入する熱意と金額は驚くべきものです。書店には英語学習書があふれ、英会話スクールも多数存在しています。しかし日本人の英語力は世界的にはそれ程高いとは評価されません。
 
世界に向かって、日本の立場や特徴を「言語の力でアピールできる人間」がさらに必要になっているという点は疑う余地がありません。しかし一方で「日本人はあまり英語がうまくない」というのは「日本がこれまで幸せな状況であった」ことでもあります。
 
作家の水村美苗氏が中央公論(2017年8月号)で興味深い視点をいろいろと提示しています。

パキスタンからイギリスに移民した女性二人が日本に来て「日本では英語がまったく通じない。なんて気持ちのいい国なんでしょう」と言ったそうです。「日本においてはみなが日本語で通じ合い、英語で通じ合えることがエリートのサインではない。パキスタンでもインドでも、(中略)英語が流暢か流暢でないかによって、階層が作り出されている」。日本はそういう社会構造になっていないので「気持ちがいい国」であるという意味です。
 
又これは私見ですが、日本語は発音に関して非常に整理され仲間内で通じやすくなっていて、それに慣れた日本人が、外国語の発音に苦労するのは当然とも言えます。この詳細はブログに書きます。
 
私としては 日本語 や 日本の社会に自信を持っていただきたいし、日本語を大事にしつつ、その上で、貴方や社会の幸せにつながるように「手段としての英語」を戦略的に学んでいただきたいのです。(→ セミナー 英語の4技能 

 
2.EdTechの英語

EdTechとはEducation + Technology という造語です。

Internet環境が整備されるにつれて、大学の講義をOnlineで、無料で受講できるMOOC(Massive Open Online Course)などが話題になり、社会が「情報技術を利用して、安価で効果的に学ぶ」事を目指すようになったのです。

(株)日本ビジネスエキスパーツ・JBE Englishは、EdTechの英語を追及していきます。「日本語と英語の本質的な違い」、「英語の本質的な仕組み・性格」を認識すれば、Internet上のResourceを効果的に利用できます。電子書籍:「これだけ!英語の4技能」「これだけ!英文レター・プレゼン」でその一端を示しましたが、今後とも本Blogやセミナー活動を通じて「EdTechの英語」を目指していこうと思います。       

 

3.Learn something through English

英米の人たちに、”I’d like to learn something through English, not only to learn English itself.” というと納得してもらえます。英語そのものを学ぶのはそれで良いのですが、英語を通じて人生に役立つ何かを学ぶと、それにつれて英語も上達してゆくと思うのです。

また、流ちょうに話すことよりも “content of your speech” が大事というと、これも納得してもらえます。相手に納得してもらうのに重要なのは「ぺらぺら喋る能力」ではなく「貴方が英語で話す内容」です。

全世界で3000万部売れた「7つの習慣、The 7 Habits of Highly Effective People」などは一読の価値があります。Proactive, Interdependence などの言葉とその重要さを知るだけでも意味があるでしょう。

これからも多様な視点に立って意見を発信していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
 
加藤 宏之

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従位節でwill を使う場合 ;Native Speakers の 議論から。

英語の4技能・学習法

日本人は If ~、When ~、after ~、before ~ 等 の 従位節の中が、将来の事を記述している場合、そこに will を使いたくなります。

特にIf ~、When ~場合はNative speakers の間でも議論になります。

下記のSiteは、名著「続 日本人の英語 (マーク・ピーターセン著)」で論じられた “If I will be late, I will call you.” という文の是非です。

https://forum.wordreference.com/threads/if-i-will-be-late-i-will-call-you.770643/

それではNative Speakers の 辞書 や 指導方法を見て 理解しましょう。

 

1. 先ず、「節」と「文」について、定義をおさらいしておきましょう。

:主語Sと動詞Vを含む 単語の集まり。(S + V)

:少なくとも1つ以上の節を含む。2つ以上の節を持つ文もある。

接続詞:語句と語句を繋ぎ、また「節」と「節」 を繋ぐ。
            if, when, after, before等は接続詞。

従位節:2つ以上の節がある場合、片方の節(S+V) が 他方の節(S+V) を副詞的に修飾する場合、あるいは 他方の節 (S+V) の 動詞の目的語になる場合、従位節という。

if, when, after, before等 に続く節(S+V) は従位節と呼ばれ、他方の節(S+V)を副詞的に修飾する。この場合、他方の節(S+V) を 主節 という。

If (従位節), (主節).       /    When (従位節), (主節).

(主節), after (従位節).  /    (主節), before (従位節). など。

 

2. 次に will とは、どの様な意味なのか Longman Dictionary of Contemporary English で見ます。

名詞:
 1) Determination:決意
 2) Legal Document ・・・:遺言
 3) What somebody wants:意向、意思

動詞:
 1) Future:(未来に) ~となるであろう。
 2) Willing to do something:合意して行う、意思を持って行う、~のつもりである。
 3) その他

名詞:will の基本的意味は「意思」「つもり」ですから、動詞になると「~ するつもり」として未来を表すのは納得できます。

それが「意思がないだろう」と思われている天候などにも拡張されて It will probably rain tomorrow. などにも使われます。学校では「~でしょう」と習うものです。

 

3. If ~節、When ~節でwill をどう使うかNative Speakersの指導法を見ましょう。

“Should I Use Will or Would in an If-Clause?” というサイトを見ます。

https://www.grammarly.com/blog/will-would-in-if-clause/

このサイトに書かれている内容は以下のようになります。

 1) 従位節:If ~、When ~の中に「通常は」will は用いられない。

 2) If ~節、When ~節 の行動が、主節の行動の結果として起きる場合は will を使う。 

     If aspirin will ease my headache, I will take a couple tonight instead of this horrible medicine.

     アスピリンが(呑んだ後に)頭痛を軽減してくれるなら、今夜はこのひどい薬ではなく、アスピリンを2粒呑むつもりだ。

3) If ~節で 「 に合意するならば、 のつもりならば」 と言う時は、willを使う。

     I think I will warm some water for tea if you will excuse me. 

     もしよろしければ、お茶のためのお湯を沸かそうと思いますが。

If ~節、When ~節については、この3点の理解でよいと思います。

 

4. after ~節、before ~節については落ちついて考えれば判断できます。

次の2例を見て下さい。

 1) I will go to the movie after I finish my homework.
     宿題を終えた後に、映画に行くつもりです。

 2) He will buy a house before his son is born.
     彼は息子が生まれる前に、家を買うつもりです。

after ~節は「(~の事態)の後で」を意味し、before ~節は「(~の事態)の前に」を意味します。

ここで(~の事態)の内容を考えます。 

例文1の場合は 「宿題を終える:I finish my homework」の後です。「I will finish my homework:宿題を終えるつもり」の後 ではありません。

例文2の場合は「彼の息子が生まれる:his son is born」の前です。「his son will be born:彼の息子が生まれるであろう」の前ではありません。

これらの例では、将来のことでも will を用いることはありません。

(補足)
日本語は、従位節に当たる「~の後で」の場合は完了を意味する「宿題を終えた」という過去形になります。

「~の前に」の場合は未完了なので「彼の息子が生まれる」という現在形になります。

そして 日本語は 主節の時制が変わっても、従位節の時制は変わりません。

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I’m excited to be back. 英語では、感情は 外部の刺激で引き出される。

to learn English

Journal Review January 29th, 2020に次のゴルフ関連記事がありました。

Young stars Jon Rahm and Justin Thomas are perfectly content at TPC Scottsdale for the rowdy tournament that opens Thursday.
I’m excited to be back,” Thomas said. “This is a course that I enjoy. I feel like it sets up well for my game, if I can execute properly.”

日本語訳: 若きスターJon RahmとJustin Thomasは、TPCスコッツデール ゴルフクラブで木曜から開始された大荒れのトーナメントで極めて満足のようすである。
「戻ってこれて 興奮しているよ」とThomasは言った。「ここは僕が楽しめるコースの一つなんだ。僕がきちんとプレイすると、このコースは僕のゲーム運びにうまくなじんでくれるようだ。(=自分のプレイスタイルに合っていて、いいスコアを出させてくれる。)」

日本語では「私は 興奮している」と 自動詞で表現します。

英語では「感情は 外の要因によって引き出される」⇒「他動詞の受身となる」例が多くあります。exciteは「興奮させる」という他動詞なので、私は興奮しているは、その受身形で I’m excited. となります。

interestsurprise は お馴染みで間違える人は少ないと思います。

I’m interested in what voters really care about.
僕は、有権者が本当は何に関心があるのかに興味があるんだ。
The movie was interesting.

I’m surprised at the news.
The news was surprising to me.

しかし、excite になると、つい日本語に引きずられて 自動詞のように使ってしまうことがありませんか?

ある学生さんが、「僕は興奮しているんだ」と言いたくて、I’m exciting! I’m exciting! と連呼したそうです。「僕はスゴイ人間 なんだ!」と連呼する感じですね。

喜怒哀楽に関する動詞please, anger, sadden, enjoy も他動詞で使います。

I’m pleased to be in the final.
決勝戦に進めて嬉しい。

The question clearly angered her.
その質問は明らかに彼女を怒らせた。

Those who knew her are saddened by her death.
彼女を知るものは、その死を悲しんでいる。

I really enjoyed myself.
僕は 本当に楽しんだよ。

激しく感情を揺らす動詞move, touch, inspire などもあります。

Tom was deeply moved by what he heard.
Tom は、聴いた話に感動した。

I was touched by her kindness to my mother.
私は、私の母に対する彼女の親切さに心を打たれた。

The novel was inspired by a real story.
その小説は ある実話に触発されたものだった。

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「映画の英語音声が聴き取れない」 と悩まないこと。

英語の4技能・学習法

「映画の英語音声が聴き取れない」 と悩む必要はありません。

 

1. 私も、初めてアメリカに滞在した時に、映画を週4本は見ていました。

ある簡単な会話が聴き取れなくて 同じ映画を30回見たこともあります。

映画の種類によっても聴き取りの難しさは異なります。細やかな心理描写を描く映画は難しいです。

その後仕事で、45ヶ国を訪問して、あまり困ったことはありませんでした。

それでも 初めてのハリウッド映画が全て聴き取れるわけではありません。

仕事の英語の方が分り易いものです。

TOEICのListening & Reading (2017年) は960点です。

 

2. 映画の英語が聴き取れない理由を「アメリカ英語の本当の発音を、自分で発音しないから」という1点に絞る人がいます。

一理ありますが、それだけではありません。

確かにアメリカ英語の発音の傾向を知ることは重要です。

しかし、貴方が出会う英語はアメリカ英語ばかりではありません。

London で Cockney 訛りの人と 話す時は 別の苦労がありますし、各国で英語発音の状況は違います。

Formalな挨拶をする場合は、むしろ貴方が中学校で学んだ英語が役にたちます。

(参考) アメリカ英語の特徴:

          https://allabout.co.jp/gm/gc/50411/

          http://www.americanaccent.com/liaisons.html

 

3.語彙が少ない。

試しに 英語のScriptがついた TEDのVideo Clipを見て下さい。

英語の内容が示されても理解できないとしたら、語彙不足 の可能性があります。

スピードについていくには、訳さずに流れを理解してゆく必要があります。

 

4.予想していない表現である。

私もSabrinaという映画で、短い・簡単な表現が聴き取れないことがありました。

      https://www.youtube.com/watch?v=x3aNIqtmdPg

Davidが  ”I’m fine. How are you?” の後に言う一言です。

こういう表現は、自分でも発音して身に染みこませていけば 予想の範囲に入るので聴き取れます。

しかし貴方が出会う全ての表現を、前もって身に染みこませておくのは難しい作業です。

焦らず、出会った時に身につけていきましょう。

 

4. アメリカ在住の アメリカ人が日本語を勉強していると仮定しましょう。

その人が、日本のテレビドラマを見たら次の様な会話があったとします。

「ちょっと 言ってる ことが判らないんですが。」 

「ア?ンダトコラアー!サンドイッチマンジャネエエンダー コラ」

これを聴いてアメリカ人が「僕は 日本のテレビドラマを聴き取れない」 と悩むのは正解でしょうか?

「ア?ンダトコラアー!」 の部分は、日本の一部の人がこういう話し方をするという知識がいります。

もし、理解して覚えたとしても、外国人としては使わない方がよいでしょう。

「サンドイッチマンジャネエエンダー」は、人気漫才師のサンドイッチマンのやり取りを知らないと理解できません。

つまり、 日本に在住して数年以上学ばないと、中々わからないのです。

 

5. 英語の達人である松本道弘氏が、若い頃、英語の歌で聴き取れない部分がありました。

「オーケーカ」と聞こえるのだが、よく調べたら the Old Cape Cod 「あの 古い タラ岬」 だったということです。

これも 米国マサチューセッツ州に Cape Cod という 人気の岬 があると知らなければ聴き取れません。 

単語と発音の話だけでは片付かない、文化背景・生活背景 があるのです。

アメリカ英語を全て聴き取りたいとしたら、アメリカに生まれ、アメリカで教育を受け、アメリカで生活しない限り難しいでしょう。

 

6. 日本人が 外国語で Communicationする 根本の目標は何でしょうか?

1) 自分の言いたいことが言える。

2) 相手の話の流れはわかる。(言いたいことは判る。)

この2つです。

 

7. 話の流れが判るというのは、途中に判らない専門用語があっても、相手の言わんとすることは判るということです。

日本人が 日本の医療ドラマを見ていると、様々な医療用語が飛び交います。

ALS、FFP、心囊穿刺など。これらの専門用語は 判らなくても 話の流れはわかります。

TOEIC の Listeningでも、途中で不明な部分があっても、そこに引っかかって止まってはいけません。

英語の流れについてゆく努力をしていると全体が判ることが多くなります。

あまり基礎的な語句を知らないと、流れを理解するに至らないので、そこは勉強しておく必要があります。

英単語で 3000語は 必要でしょう。

 

8. 自分の言いたいことが言える為には 「言いたい事を持つ」 必要があります。

言いたい事がなければ 英語なんて出てきません。

身の周りの必要に迫られて言うことは、

”Would you tell me how to get there?” などの基礎的な英文を身につけておくことです。

仕事で交渉する時は、必然的に 言いたい事 が出てきます。

あらかじめ、要点を整理して英語にしておけばよいのです。

それ以外に、説明したい日本の文化 や 主張したい信念があればそれを英語にしておきましょう。

環境問題で Sweden の Greta E. Thunberg 嬢が有名です。

私は 憎しみをこめたあの表情は好きになれませんが、自分が主張したい事があるからこそ、あれほど議論を展開できるのでしょう。

 

(おまけ) 3項 Sabrinaでの表現は ”and I might add,” です。

 

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人生を語る英語 (1) Viktor E. Frankl

Ultimately, man should not ask what the meaning of his life is, but rather must recognize that it is he who is asked. In a word, each man is questioned by life; and he can only answer to life by answering for his own life; to life he can only respond by being responsible.

― Viktor E. Frankl, Man’s Search for Meaning

 

つまるところ、人間は自分の人生に意味を問うべきではなく、むしろ自分自身が問われていると覚悟しなければならない。 一言で言えば、各人は「人生」から問われている (お前は この状況をどう生きるのか と。); そして人は 自分自身の人生(の 環境)に答えを出すことによってのみ「人生」からの質問に答えることができる。;  逃げずに答えを出すことによってのみ「人生」に対し向き合うことができる。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 思うこと:

今日は、ボクシング世界ミドル級チャンピオン・村田諒太 さんの座右の銘「人間は人生に意味を問うてはならない。人間が逆に人生から問われているのだ」からです。

Viktor E. Frankl(1905年-1997年)は オーストリアの精神科医でした。ウィキペディアでは 次のように 記されています。

「1941年12月に結婚したが、その9ヶ月後に家族と共に強制収容所のテレージエンシュタットに収容され、父はここで死亡し、母と妻は別の収容所に移されて死亡した。フランクルは1944年10月にアウシュビッツに送られたが、3日後にテュルクハイムに移送され、1945年4月にアメリカ軍により解放された。」

Frankl は、収容所の極限状況の中で、人間がその心の持ち方により ある者は人間の尊厳を保ち ある者はそれを失い、また ある人は生に向かい ある人は死に向かうのを目の当たりにして、自分の心理学理論に確信を持ちます。

だからこそ Frankl は「人間は人生から 問われている」、人生はその人に様々な状況を与えて、お前はどう生きるのか と問うている というのです。

原文はむしろドイツ語で読むべきでしょうが、その英訳文から日本語に訳しました。  (2019/10/28)

 

 

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言葉の性格とは、「日本語は英語と比べるとに人間関係を詳しく述べる」などの特徴を意味します。